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古代交通研究会は、日本の古代を主たる対象に、交通・交易・交流や、交通路・交通施設・交通手段等を研究するため、
歴史学・考古学・地理学・文学・土木史等の分野の研究者が集まり、1992年に設立された学際的研究会です。

古代交通研究会第22回大会は無事に終了いたしました。
ご参加頂きました皆様、ありがとうございました。
第23回大会は2025年に開催予定です。内容や会場などは決まり次第、こちらでお知らせいたします。


【新刊!】 第21回大会の内容を核とした『古代の交通と神々の景観―港・坂・道―』(八木書店)が刊行されました!(2023.5.26刊行)

【祝!】増刷となりました『馬と古代社会』「2021年度JRA賞馬事文化賞特別賞」を受賞いたしました。
ありがとうございます。受賞理由など詳細はリンク先をご覧ください。

【増刷出来!】 第20回大会の内容を核とした『馬と古代社会』(八木書店)ですが、
大好評につき初版完売、増刷の運びとなりました。
この機会にお手にとっていただければ幸いです。(2022.1.15、2刷刊行)

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『日本古代道路事典』の電子化のため、著作権の譲渡を執筆者の皆様にお願いしております。
詳細は第21回大会時の総会で配付しました、こちらの資料をご覧ください。



第22回大会 律令国家の辺境と交通−揺れ動く境界と領域−

2023年7月1・2日に慶應義塾大学で開催しました(オンライン参加を併用したハイブリッド開催)。

   
律令国家の辺境と交通−揺れ動く境界と領域−
7月1日(土)

13:00〜17:30
総 会   第22回大会資料集
栃木県大田原市小松原遺跡を中心として 上野 修一 氏
高野遺跡(滋賀県栗東市)の調査 福井 知樹 氏
横大路 山田 隆文 氏
紀和国境付近の南海道駅路 大岡 康之 氏
7月2日(日)

10:00〜16:30
主旨説明等
古代東北の物流・交通と地域編成−陸奥側の視点から− 永田 英明 氏
出羽山道駅路と「秋田之道」を復元する  高橋 学 氏
越後・出羽の領域変遷と交通路  相澤 央 氏
陸奥国中部における支配領域の拡大と交通、社会−飛鳥・奈良時代を中心に− 村田 晃一 氏
パネルディスカッション


大会資料集は引き続き、六一書房ウェブサイトで購入頂けます。




第21回大会 古代・中世移行期の交通と祭祀
−北陸道・山陰道の水上交通・陸上交通を中心に−


2021年6月26・27日に國學院大學を運営会場としてオンラインで開催しました。

   
古代・中世移行期の交通と祭祀−北陸道・山陰道の水上交通・陸上交通を中心に−
6月26日(土)

13:00〜17:30
総 会   第21回大会資料集
原遺跡(宮城県岩沼市)の調査 川又 隆央 氏
東山道駅路牛堀・矢ノ原ルートの新例
−推定東山道駅路溜池地区の調査成果の概要−
和久 裕昭 氏
鳥取県鳥取市青谷町養郷遺跡群・善田傍示ヶ崎遺跡 坂本 嘉和 氏
高田遺跡の道路遺構と土佐国衙跡周辺の遺跡 池澤 俊幸 氏
6月27日(日)

10:00〜16:30
主旨説明等  
水陸交通の結節点−琵琶湖塩津港遺跡と神社
−港湾における古代祭祀と中世への変質−
笹生 衛  氏
能登半島を縦断する北陸道の大動脈 邑知地溝帯と気多神社・寺家遺跡 中野 知幸 氏
古代(平安期)山陰道及び日本海西部の水上交通研究の現状 吉永 壮志 氏
コメント:陶磁器の流通と港湾施設の観点から−山陰地域の状況を中心に− 廣江 耕史 氏
パネルディスカッション 
【共催】国史学会


大会資料集は引き続き、六一書房ウェブサイトで購入頂けます。



【New!】大会の内容を核として、八木書店から『古代の交通と神々の景観―港・坂・道―』が出版されました。(2023.5.26刊行)
本の詳細は『古代の交通と神々の景観―港・坂・道―』チラシをご覧ください。

本のご購入は八木書店ウェブサイトでお願いします。




第20回大会 馬がつなぐ古代社会


2019年6月22・23日に早稲田大学で開催しました。



6月22日(土)

13:00〜17:30
総 会   第20回大会資料集
馬関連の遺構・遺物からみた陸奥国府とその周辺 高橋 透  氏
群馬県榛名山テフラ下情報から得たウマ飼育の様子 杉山 秀宏 氏
群馬県安中市横野台地の牧と道路 井上 慎也 氏
富山市百塚住吉d遺跡発掘調査の厩舎遺構 鹿島 昌也 氏
6月23日(日)

10:00〜16:40
律令国家の駅制と駅家の比定の可能性
−肥後国片野駅推定地と出土「馬取」刻書土器を中心として−
花岡 興史 氏
科野の馬・信濃の馬と考古資料から東山道を考える 西山 克己 氏
日本古代の馬政と交通 佐藤健太郎 氏
馬匹生産地の形成と交通路 諫早 直人 氏
動物考古学から見た馬匹生産と馬の利用 植月 学  氏
討論  


大会資料集は完売しました。


<大会の内容を核として、八木書店から『馬と古代社会』が出版されました。(2021.5.25刊行)
本の詳細は『馬と古代社会』チラシをご覧ください。

本のご購入は八木書店ウェブサイトでお願いします。





第19回大会 移動を支えた人と場・道


2017年6月24・25日に日本大学経済学部で開催しました。



6月24日(土)

13:00〜17:30
総 会   第19回大会資料集
宮城県大崎市団子山西遺跡 西村 力  氏
鳥取県青谷横木遺跡の道路遺構と条里地割 坂本 嘉和 氏
山陰道『出雲国風土記』の枉北道―魚見塚遺跡発掘調査から― 江川 幸子 氏
島根県出雲市杉沢遺跡―山陰道『出雲国風土記』の正西道― 宍道 年弘 氏
千葉県市川市国府台遺跡192地点(※1)  垣中 健志 氏
6月25日(日)

10:00〜16:30
古代日本の交通と仏教施設
―八世紀後半〜九世紀前半の仏教施設における救療機能と貢調運脚夫―
藤本 誠 氏
 コメント:唐代の交通と仏教施設―交通を支える宿泊施設と福田思想― 河野 保博 氏
古代における道路・橋の維持管理 十川 陽一 氏
 コメント:古代における京内道路・橋・溝渠の整備・維持管理について 井上 正望 氏
須恵器と『居宅交易』―武蔵国入間郡の一事例― 渡辺 一  氏
 コメント:武蔵国分寺造営における瓦の生産と流通について 井上 翔 氏
パネルディスカッション  
※1:大会直前に急遽報告していただくことが決まったので、資料集には掲載されていません。


大会の内容を核として、八木書店から『日本古代の輸送と道路』が出版されました。

本の詳細やご購入は八木書店ウェブサイトをご覧ください。




第18回大会 複合遺跡のなかの駅家


2015年6月20・21日に専修大学で開催しました。


6月20日(土)

13:00〜17:30
総会   第18回大会資料集
埼玉県所沢市東の上遺跡 根本 靖  氏
栃木県那須烏山市長者ヶ平遺跡とその周辺 木下 実  氏
上野国新田郡衙と周辺の遺跡 小宮 俊久 氏
福島県広野町桜田W遺跡 福田 秀生 氏
6月21日(日)

10:00〜16:30
播磨国諸駅家と関連遺跡群 岸本 道昭 氏
伊場遺跡群と遠江の古代交通 鈴木 敏則 氏
出土文字資料から伊場遺跡群を考える 渡辺 晃宏 氏
地方官衙研究の歴史と現状 鐘江 宏之 氏
パネルディスカッション  


大会の内容を核として、八木書店から『日本古代の道路と景観−駅家・官衙・寺−』が出版されました。

本の詳細やご購入は八木書店ウェブサイトをご覧ください。




第17回大会 古代の運河


2013年6月29・30日に学習院大学で開催しました。


6月29日(土)

13:15〜17:30
総会   第17回大会資料集
相模国高座郡津と水上交通
−下寺尾官衙遺跡群の調査成果とその周辺−
田尾 誠敏 氏
多摩川中流域の沖積地開発 荒井 健治 氏
藤原宮の造営と運河 小田 裕樹 氏
塩津港 見つかる 横田 洋三 氏
6月30日(日)

10:00〜16:30
古代の運河と港湾遺跡 井上 尚明 氏
文献史料からみる古代の運河・津 中 大輔  氏
古代越後平野の内水面交通―出土文字資料の検討を中心に― 相沢 央  氏
「美濃国」刻印須恵器の流通と古代水上交通
−岐阜市所在岩田西遺跡発掘調査事例をもとに−
朝田 公年 氏
総合討論  


大会の内容を核として、八木書店から『日本古代の運河と水上交通』が出版されました。

本の詳細やご購入は八木書店ウェブサイトをご覧ください。




第16回大会 山国の古代交通−東国の峠・坂・川−


2011年6月25・26日に明治大学駿河台校舍で開催しました。


6月25日(土)

12:30〜17:30

<事例報告>
総会   第16回大会資料集
栃木県森後遺跡 吉田 哲  氏
群馬県安中市西横野地区における古代道路の調査とその周辺 井上 慎也 氏
埼玉県内の古代道路跡−近年の調査成果から− 永井 智教 氏
藤野 一之 氏
京と北陸を結ぶ交通路と塩津湊 濱  修   氏
熊本県花岡木崎遺跡 宮崎 敬士 氏
6月26日(日)

10:00〜16:30

<シンポジウム>
中部山岳地域における駅制と地域社会 大隅 清陽 氏
アルプスの廃寺−天狗沢窯出土軒丸瓦の祖型をおって− 山路 直充 氏
川を上り峠を越える製塩土器 平野 修 氏
峠・境と古代交通 鈴木 景二 氏
パネルディスカッション  


大会の内容を核として、八木書店から『古代山国の交通と社会』が出版されました。

本の詳細やご購入は八木書店ウェブサイトをご覧ください。




第15回大会 日本と東アジアの古代道路


2010年6月26・27日に国学院大学渋谷キャンパスで開催しました。


6月26日(土)

12:30〜17:30
総会   第15回大会資料集
東アジアの古代道路−世界的視圏から− 木下 良  氏
「秦の直道」の発掘について 張 在明  氏
中国の古代道概論 武部 健一 氏
6月27日(日)

10:00〜16:30
推定秦直道が通る地形と地名
 −「秦の直道」視察報告−
小鹿野 亮 氏
渤海の交通路を考える 小嶋 芳孝 氏
韓国古代の道路と交通路 山本 孝文 氏
日本における直線道路の成立について 近江 俊秀 氏
総合討論  

大会の内容を核として、勉誠出版から『古代東アジアの道路と交通』が出版されました。

本の詳細やご購入は勉誠出版ウェブサイトをご覧ください。




第14回大会 アヅマの国の道路と景観


2008年6月28・29日に早稲田大学戸山キャンパスで開催しました。


7月1日(土) 個別事例報告 第14回大会資料集
埼玉県吉見町吉見条里遺跡 弓 明義  氏
入間郡と東山道武蔵路 田中 信  氏
茨城県水戸市台渡里廃寺長者山地区・大串遺跡第7地点 川口 武彦 氏
栃木県那須烏山市長者ヶ平遺跡 板橋 正幸 氏
三軒屋遺跡とその周辺 出浦 崇  氏
天良七堂遺跡とその周辺 小宮 俊久 氏
7月2日(日) テーマ報告
国府の景観と道路−武蔵国府を中心に− 江口 桂  氏
東山道の郡家遺跡−史料との関連から− 前沢 和之 氏
東山道武蔵路の景観−所沢市東の上遺跡を中心として− 根本 靖  氏
郡家周辺の景観−幡羅遺跡とその周辺− 知久 裕昭 氏
万葉集東歌・防人歌と交通 小野 一之 氏
南武蔵から相模へ−多摩よこやまの道と多摩古道・保全と活用 宮田 太郎 氏


大会資料集は完売しました。




第13回大会 官衙と交通


2006年7月1・2日に専修大学神田校舎で開催しました。


7月1日(土) 共同研究 官衙と道路 第13回大会資料集
神奈川県平塚市東中原e遺跡の道路遺構と相模国府 栗山 雄揮 氏
陸奥北辺の官衙と交通−近年の調査成果から− 村田 晃一 氏
福島県南相馬市泉廃寺跡の交通関連施設について 藤木 海  氏
兵庫県上郡町落地遺跡の駅家遺跡と道路 小田 賢  氏
7月2日(日) 共同研究 郡・評と交通
古代地方官衙と交通 山中 敏史 氏
評制と交通制度 森 公章  氏
伝馬制の諸問題 市 大樹  氏
郡域の編成と交通路 門井 直哉 氏


大会資料集は完売しました。




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